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【効果抜群!】ステージを底上げすることで得られる2つの効果 [ノウハウ]

ステージの底上げ効果.png
僕が持っている3Dプリンターの1つにMicromake D1という機種がある。

デルタ式3Dプリンターと呼ばれ、3本の柱の中で宙ずりにされたヘッドを動かして造形していくものだ。使っているうちに気になる部分がちょこちょこ見つかり、今回もそんな場面に直面した。

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何かと手がかかるコイツ!
んったく可愛いやつだぜー

今回のカスタマイズはこちら
「ステージの底上げ」


スペーサーで通常の下部フレームベタ付けラインから約5cmほど底上げを行なった。
ステージの底上げ.png
使用したスペーサーはこちら

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ではステージの底上げを行うことで一体どんな効果をもたらしてくれるのか?
2つの大きなメリットを紹介していこう。

底上げ効果その①

ボードに熱がこもらない


ステージにはヒートベッドと呼ばれるステージを温める機能が付随されており、上記写真のスペーサーで底上げをしたパーツ(六角形の板)がまさにそれだ。
ヒートベッドは造形物を温める仕事をするのだが、これがABS樹脂ともなれば100℃を超える温度にもなる。当然、表側が高温となるのだが、裏側も同じく高温になり、デフォルト状態ではボードとヒートベッドが非常に近く、またヒートベッドでメインボードの蓋をしてしまう構成のためメインボードはかなり高温になるのだ。
底上げをすることでヒートベッドとの空間ができ、結果、熱はこもらなくなった。


底上げ効果その②

セッティングが楽チン


実際に造形する際には、ヒートベッドの上に平面度の高いガラスのステージを乗せて、そのガラス板ごとヒートベッドで温める。ただガラス板を乗せるだけだと、ガラス板がズレることあるため、このようにクリップで固定するのがオススメ!!
クリップ.png
こうすることで、まずズレることはない。
3時間ほどかけた大作が終盤でズレたときのショックは計り知れない。だからこそヒートベッドとガラス板はしっかりとホールドしておくことが大切だ。

クリップで容易に固定できるのもステージを底上げしたからこそできる技といえる。

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このようにステージの底上げを行うことで得られる効果は絶大だ!
ただしデメリットもある。
プリントできる高さ上限がスペーサー分縮まること、ヒートベッドの熱が逃げやすいため、スタート時のベッドを温めるまでに時間がかかることだ。
また本改造はステージ部が固定されているデルタ式には有効でパラレルリンク機構には不向きと言える。

とはいってもヒートベットの熱で基板が煽られるのはプリンター故障に匹敵する重大な問題。現時点でそれを回避できる方法は「ステージの底上げ」これに限る!!!